本日は大和市の素晴らしい取り組みをご紹介します
~エンディングノートの無料配布と終活登録制度「ツナグ」~
先日は、遺言書やエンディングノートについてお話ししました。
前回のブログ 遺言書について エンディングノートについて
本日は、大和市で行われている素晴らしい終活支援の取り組みをご紹介したいと思います。
■ エンディングノートの無料配布
大和市では、市民の終活をサポートするために、エンディングノートを無料で配布しています。
配布場所は以下の通りです:
- 市役所
 - 保健福祉センター
 - 各分室・連絡所
 - 各学習センター
 - 各図書館 など、市内の公共施設
 
私自身、エンディングノートをしっかり見たのは初めてでしたが、じっくり目を通してみると、本当に驚かされました。
これまでの人生の記録、現在の状況、そして今後の希望などを記入できるほか、家系図や財産のことまで書けるようになっていて、非常に実用的です。
「遺言書はちょっと重いな…」と感じている方でも、エンディングノートであれば、思い出を振り返りながら書くことができるので、終活の第一歩としてとてもおすすめです。
私もエンディングノートは「買うもの」だと思っていましたが、大和市では無料で配布されており、とてもありがたい取り組みだと感じました。
まだ見たことがない方も、公共施設に立ち寄った際に、ぜひ一度手に取ってみてください。
大和市の本当に素晴らしい取り組みです!
■ 終活登録制度「ツナグ」
今回の終活登録事業「ツナグ」のことは上のリンクのリーフレットから作成しています
エンディングノートについて市役所の「人生100年推進課」にお話を伺った際、もうひとつ素晴らしい制度を教えていただきました。
それが、**終活登録制度「ツナグ」**です。
私自身、この制度については全く知りませんでした。
以下のような内容です:
大和市では、病気や事故などで意思表示ができなくなったとき、またお亡くなりになったときに、
登録された緊急連絡先などの情報を、医療機関やご本人が指定した親族・友人などからの照会に応じてお伝えします。あなたの大切な思いを、市が「つなぐ」制度です。
とても心強い制度ですし、登録費用も無料とのこと。活用しない手はありません!
■ こんな方におすすめです
終活登録制度は、次のようなお悩みを持つ方に特におすすめです:
- 子どもや親族が遠方に住んでいる
 - 残される人に負担をかけたくない
 - もしものときに、自分の希望を伝えたい
 - 終活の最初の一歩を踏み出したい
 - 準備はしたけど、ちゃんと伝わるか不安
 - 登録して安心感を得たい
 
■ 登録のご案内
【対象者】
- 大和市内在住の65歳以上のお一人暮らし
 - または夫婦など二人暮らしの方
 - ※別居家族の有無や収入・資産は関係ありません
 - ※65歳未満でも重大な疾病をお持ちの方も対象です
 
【費用】
- 無料
 
【方法】
- 保健福祉センター4階の窓口で相談・申込書を提出
 
■ 登録できる内容(いずれか1つだけでもOK)
- 緊急連絡先
 - 葬儀などの生前契約情報
 - お墓の場所
 - 遺言書の保管場所
 - エンディングノートの保管場所
 
特に、遺言書やエンディングノートの保管場所を登録しておけるのは、非常に便利で安心です。
■ 終活登録の流れ
- 【相談・申込み】
保健福祉センター4階の窓口へ。持ち物は不要です。 - 【登録カード・シールの発行】
登録後、自宅掲示用・携帯用のカードがもらえます。希望者にはシールも発行。 - 【情報の照会対応】
病気や事故などで意思表示できなくなった場合、医療機関・警察・消防や、登録者が指定した親族・友人などからの照会に応じて、登録情報が伝えられます。 
市でここまでしっかりと終活のサポートをしてくれているのは、本当に心強いことですね。
保健福祉センターの方も親切に対応してくださると思いますので、少しでも気になる方はぜひ一度、相談に行ってみてください。
■ 最後に
本日は、大和市で行っている「終活登録事業」についてご紹介しました。
これからの人生を安心して過ごすためにも、ぜひこの制度を活用してみてください。
お困りごとやご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。
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次回は、これまで書いてきた内容の詳細などを取り上げたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。