先日はポスティング活動のことについて書きました
前回のブログ ポスティング活動について
本日は先日参加させていただいた終活の勉強会について書きたいと思います
終活について改めて考えてみました
終活のブログ 終活について
先日、終活の勉強会に参加し、あらためて学びになることが多くありました。
特に印象に残ったのは次の3つです。
- 自分の歩みを振り返ること
- エンディングノートを用意することの大切さ
- 終活は“自分のペース”で進めればいいということ
昔ながらの「身の回りを整える」という感覚に通じる部分も多く、個人的にも深く納得する内容でした。
1. 今までの自分の振り返り
自分の人生を振り返る作業は、思っている以上に大切です。
とはいえ、一気に書けるほど簡単ではありません。
エンディングノートに向き合ってみても、1日で書き終えるのはまず難しいでしょう。
ゆっくり、思い出を味わいながら――そんな気持ちで少しずつ進めるのが一番です。
慌てて振り返る人生ほどもったいないものはありません。
2. エンディングノートの必要性
エンディングノートには遺言書のような法的効力はありません。
それでも “残しておく価値” は大きいものです。
- 自分の財産
- 相続人
- 不動産や預貯金
- 有価証券
- その他の資産
これらを整理しながら書き進めることで、自分自身の状況が改めて見えるようになります。
特に重要なのは「デジタル遺産」
デジタル遺産のブログ 相続の手続きについて デジタル遺産とエンディングノート
近年はここが落とし穴になりがちです。
- ネット銀行・ネット証券・暗号資産
- サブスク等のオンライン決済
- スマホやパソコンのパスコード
これらが“ブラックボックス”になってしまうと、残された家族が大変な思いをします。
中でもネット完結型の金融資産は、家に書類が届かないこともあるため、存在自体が気づかれにくいのが難点。
最悪の場合、遺産分割協議が終わった後に発覚し、協議をやり直し…なんてことも。
せっかくの資産、迷子にさせるのはもったいないですよね。
3. 終活は自分のペースで
終活には「この年齢から始めるべし」という決まりはありません。
人生の棚卸しは焦らず、自分のタイミングで。
「今日はここまでにしておこうかな」くらいの気楽さで十分です。
無理をしない終活のほうが、長い目で見てもきれいにまとまります。
エンディングノートから遺言書へ
エンディングノートを書き進める中で、
「やっぱり遺言書も作っておこうかな」と思われる方が多くいらっしゃいます。
財産の整理ができていれば、遺言書の作成は驚くほどスムーズ。
まずはエンディングノートを書いてみて、必要性を感じたら遺言書へ――
この流れが自然で、負担も最小です。
まとめ
今回の勉強会は、私自身にとっても多くの学びがありました。
そして、お客さまへお伝えする上で大切な点も改めて整理できました。
行政書士はら事務所では、
- 何から始めればいい?
- エンディングノートの書き方は?
- 遺言書は必要?
など、終活にまつわるご相談を幅広く承っています。
どうぞお気軽にお声がけください。
次回も、皆さまのお役に立つ情報をお届けできればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。