行政書士とFP1級

前回はFP1級と行政書士について書きました。
前回のブログ FP1級と行政書士

今回も行政書士とFP1級のことについて書きたいと思います。

行政書士とFP1級の親和性について

行政書士とFP1級の親和性は、非常に高いと感じています。
行政書士事務所の業務との親和性を、私なりに順番を付けると次のようになります。

相続・事業承継
不動産
リスク管理
④ タックスプランニング
⑤ ライフプランニング
⑥ 金融資産運用

この順番にした理由は、日々のお客様対応の中で「実際に話題になる頻度」が高い順だからです。
特に①〜③は、相続や遺言、終活のご相談ではほぼセットで登場します。
今回は、①〜③を少し深掘りしてみたいと思います。

① 相続・事業承継

この分野は、行政書士とFP1級の親和性が最も高いと感じています。
相続税の計算は税理士の先生の業務ですが、

相続の基礎控除
相続人の範囲
相続手続きの流れ
遺言書の種類と注意点
終活の基本的な考え方

こうした一般的な内容を、自信をもって説明できることは大きな強みになります。
FP1級の試験では、その年の法改正も反映された内容が問われます。
そのため、最新情報を常にアップデートする習慣が自然と身につきます。
また、中小企業の事業承継についても学ぶことができるため、企業のお客様との会話の幅も広がります。
相続は「ご家庭ごとにまったく違う」分野です。
だからこそ、広く知識を押さえておくことが重要だと感じています。

② 不動産

相続や遺言書のご相談では、不動産の問題は避けて通れません。
自宅賃貸物件共有名義の不動産など、状況はさまざまです。
FP分野で学ぶ不動産知識でこれらを理解しているだけで、お客様との会話の質が変わります。
さらに、不動産会社など信頼できるパートナーと連携が取れれば、ワンストップで対応できる体制にもつながります。
行政書士としての強みが、より一層高まる分野です。

③ リスク管理(生命保険)

リスク管理、特に生命保険の分野も親和性は非常に高いです。
相続や終活のご相談では、ほぼ必ず話題になります。

死亡保険金の非課税枠
保険金請求の流れ
現在加入している保険内容の確認

特に死亡保険金は、受取人固有の財産として残すことができる点が大きな特徴です。
まだ制度を十分に活用されていない方も多く、相続対策として非常に有効な方法の一つです。
私は販売は行っていませんが、制度の説明や活用の可能性については、今後もお声がけしていきたいと考えています。

④〜⑥の分野について

タックスプランニング、ライフプランニング、金融資産運用。
実務で直接関わる機会は多くありませんが、知っているかどうかで対応力は大きく変わります。
お客様との会話の中で話題になったときに、基本的な理解があるだけで安心感につながります。
将来的に生命保険業務に関わる機会があれば、より必要になる分野でもありますので、今後も学び続けていきたいと考えています。

今日のまとめ

行政書士の仕事で最も大切なのは、「信頼」だと思っています。
行政書士という資格だけでも信頼をいただける場面は多いですが、FP1級を取得することで、より幅広い視点からお客様をサポートできる存在になりたいと考えています。

信頼していただけることで、
「まずはこの先生に相談してみよう」と思っていただける。

そんな行政書士を目指して、これからも学び続けていきます。

次回は、許認可について書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。