前回は相続 遺言執行手続きのことを書きました
前回のブログ 相続 遺言執行手続き
今回は前回の続きを書きたいと思います。
遺言執行前に行ったサポートと遺言執行の流れ
前回まで相続、遺言執行手続きについてご紹介してきましたが、今回は実際に私が遺言執行のお手伝いをした際の流れをご紹介したいと思います。
遺言執行前にお手伝いしたこと
まずは、遺族年金の請求手続きに同行しました。
年金事務所まで少し距離があったため、ご依頼者様と一緒に車で向かいました。事前に年金事務所へ連絡をしていただいていたこともあり、当日はスムーズに手続きを終えることができました。
そのほかにも、
- 光熱費の名義変更
- 電話契約の名義変更
- 生命保険金の請求手続き
などもお手伝いさせていただきました。
相続手続きは、一つひとつは難しくなくても件数が多く、ご遺族にとって大きな負担になることが少なくありません。
遺言執行前に確認したこと
ご依頼者様には、あらかじめ必要書類をきれいに整理していただいていました。
ご準備いただいていた書類は次のとおりです。
- 公正証書遺言
- 預貯金通帳・キャッシュカード
- 生命保険証券
- 光熱費や電話会社のお客さま番号が分かる書類
- 不動産の権利証(登記識別情報通知)や固定資産税関係書類
必要な書類が整理されていたため、その後の手続きを非常に円滑に進めることができました。
このような準備は終活の一つでもありますが、ご家族が相続手続きを進める際の負担を大きく減らすことにつながります。
改めて大切なことだと実感しました。
遺言執行者として行った手続き
遺言執行で最も重要な業務の一つが、相続人の調査・確定です。
今回のご依頼では、戸籍謄本の収集が難しく、相続人の調査・確定を行うことが困難だったため、遺言執行者から業務の委任を受けて手続きを進めました。
戸籍謄本など相続関係書類がそろわなければ、金融機関で相続手続きを進めることができない場合があります。
そのため、
- 戸籍謄本の収集
- 相続人の確定
- 相続人への通知
- 金融機関の相続手続き
- 不動産の相続登記(司法書士へ依頼)
- 遺言内容に基づく財産の承継手続き
まで、一連の遺言執行業務を進めました。
遺言執行前に確認すること
遺言執行を始める前には、次の事項を確認します。
- 遺言書の確認(自筆証書遺言・公正証書遺言など)
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本
- 相続人全員の戸籍謄本
- 相続財産の調査・財産目録の作成
- 相続人への遺言執行者就任通知および財産目録の送付
遺言執行者は、就任後、遅滞なく相続人へ就任したことを通知し、財産目録を交付する義務があります。
そのため、これらの手続きを終えてから遺言執行を進めることが大切です。
今日のまとめ
今回は、実際に遺言執行のお手伝いをした際の流れをご紹介しました。
遺言執行は、遺言書どおりに財産を承継するだけではありません。
相続人の調査や戸籍収集、就任通知、財産目録の作成など、決められた手順に従って進める必要があります。
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次回は、自動車登録業務についてご紹介したいと思います。
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